FOVEON機全てを手放す事にした。

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タイトルの通り、FOVEON機全てを手放す事にした。
まさかこんな日が来ようとは。
夢にも思わなかった。
この記事を書いている現在、もう僕の手元にはFOVEON機は一切ない。
皆の防湿庫に預けたからだ。
何人かからオファーはあった。
売ってくれまいか?と。
僕が使ってるので、
・美品であること。
・手入れされてること。
そこに期待してもらっていたのだと思う。
個人売買の方が、防湿庫に送るより高く売れるが、トラブルが怖い。
その点、皆の防湿庫は後腐れがなくていい。

オファーをくれた人の中に、僕の実弟がいた。
ただ、僕の実弟はカメラに関してはズブの素人。
素人にFOVEONは荷が重すぎる。
FOVEONのメリット・デメリットをしっかり伝えて諦めてもらった。
大人しく、FUJIFILMかPanasonicにしときなさいと添えて。

あれほどsd Quattroを手放した事を後悔していたのに、何故僕がdp Quattroまで手放そうと思ったのか。
その理由を書いていきたい。

①X-Pro2が万能すぎた。

一番の理由がこれ。
本当にX-Pro2が万能すぎるのだ。
AFは速い(僕にとっては)し、高感度も強い。
写りも抜群だし、解像度も高い。
デザインも良く、手に持つだけで満足できる質感。
僕がFOVEON機を導入するキッカケになったのが、X-T10だ。
僕のデジタルカメラデビューは、X-T10だった。
最初こそ満足していたものの、モノクロのトーンや解像度の低さに不満を覚えるようになった。
そこで、ネットで調べていく内に、FOVEON機の事を知った。
良いモノクロがあって、解像度も抜群。
これしかないと思った。
そしてX-Pro2が手元に来るまでの間、常に僕のメインはFOVEON機となった。

②撮れる環境が限られすぎる。

FOVEON機をメインにしてから、明らかに写真が変わった。
露出について勉強しないとまともに写真撮れないし、勉強した。
そして実験も繰り返した。
まともに撮れるようになってきて、FOVEONの実力が分かるような写真ばかり撮っていた。
建物とか、植物とか、高解像が活きる被写体。
そこでまずマンネリが起きた。
撮る被写体を自分で限定していたのもあるが、夜スナップが無理なこと、少しでも日が陰ると三脚が必要になってくること、その他撮れる環境が限られすぎて、窮屈に感じるようになった。
その窮屈感は、X-Pro2を手に入れる事によりさらに加速した。

③解像力に頼らない写真を撮るようになった。

X-Pro2を手に入れてから、僕は写真にストーリー性を入れる事を目指すようになった。
解像力に頼らない、構図やストーリー性で勝負する写真。
それに、X-Pro2の解像力はかなり凄い。
FOVEONには劣るかもしれないが、十分に解像してくれる。
静物写真だって撮れる。
実際にX-Pro2で撮影し始めてそう感じる機会が増えた。
そうなってくると、ますますFOVEON機を持ち出さなくなった。
そして、ここ数ヶ月でFOVEON機の出撃回数は0行進で、僕は手放す事を決めた。

以上が、僕がFOVEON機を手放そうと思った理由だ。
誤解しないでほしいのが、
1.金策に困って売る訳ではない。
2.決してFOVEON機が嫌いになった訳じゃない。
3.X-Pro2は万能ではあるが、FOVEON機に勝てない部分も沢山ある。
4.あくまでも使ってないから手放すだけで、おそらくまた僕の手元に返ってくるであろう。
という事。
特に4番。
僕は愚か者なので、一度手放したものが惜しくなってまた手に入れるという傾向がある。
おそらくdp2 Quattroあたりをもう一回位は買うかもしれない。
本当に良い写真が撮れるカメラだったと思うのだ。
僕はFOVEON機を買わなかったら、こんなにも写真を勉強してなかったと思う。
良い写真が撮れるようになるまで、トライ&エラーを繰り返す過程も楽しかったし、使いこなせるようになった時の感動もひとしおだった。
だが、現時点では手放した事に一切後悔はない。
使わない機材を手元に置いておくよりは、市場に出て誰かに使われた方がカメラにとってもいいだろうから・・・。

最後に一言。
FOVEONよ、ありがとう。また会おう。

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