僕がdp3 Quattroを選んだ理由。

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今日も僕のことブログをご覧頂きありがとうございます!

写欲の落ちた自分にカンフル剤を…

という訳ではないが、新しい機材を購入した。

タイトルの通り、

SIGMA dp3 Quattro

を購入した。

半年程前に、SIGMA sd Quattroを手放し、さらに3ヶ月程前にdp0.dp2を手放したというのに、またしてもSIGMA機を購入した。

その経緯とは?

今日はそんな話。

①今だからこそ明かす真実。

僕のブログを普段読んでくれている人からすると、何回目だよって話になるかもしれないが、語らせてほしい。

SIGMA機との邂逅の歴史を。

僕のデジカメデビューは、FUJIFILM X-T10というカメラだ。

妻と相談して、見た目で決めた。

見た目で決めたにも関わらず、このX-T10というカメラが、良くできたカメラだった。

良く出来たカメラだったからこそ、僕は写真を趣味にする事ができた。

そして、それは沼の始まりでもあった。

当時はX-T10とXF18-55mm F2.8-4というズームレンズしか持っていなかった。

それで充分だと思っていたからだ。

だが、撮影が楽しくなってくると、もっと上手くなりたいという気持ちが生まれてくる。

そして、もっと明るく写る、ボケるレンズが欲しいと思うようになる。

そして始まったのが単焦点レンズ沼。

レンズを買っては売り、買っては売りを繰り返していた。

ただ、このX-T10はどれだけレンズを拡充しても妻と共用で、2人で撮影に行くとカメラの取り合いになってしまう。

自分専用のカメラが欲しい。

そう思うようになっていった。

そしてその頃、僕には心境の変化があって、ボケを使った描写よりも、解像感が高く、シャープネスの強い描写を好むようになっていた。

何故か。

モノクロ写真にハマったからだ。

今でこそ、ボケを使った立体感のある表現もモノクロに必須だと理解しているが、当時の僕は違った。

モノクロは解像力あってこそだ!

そう信じ込んでいたのだ。

さらに、他にない唯一無二のモノクロを持っているカメラが欲しい。

そして候補に上がったのが、

・Leica M Monochrome

・FUJIFILM X-Pro2

この2機だった。

まず、Leica は高すぎて即時却下となった。

そしてX-Pro2。

当時はまだ高く、妻の決裁が下りなかった。

そこで急浮上したのが、dp2 Quattroであった。

凄いカメラが存在している。

そんな噂は聞いていた。

特殊なセンサーを積んでいて、高感度は全くダメだが、低感度では凄い解像力を示す。

モノクロも凄い…と。

さらに僕を後押ししたのが値段だ。

当時は、今よりも安くて、中古美品でも5万円程度であった。

これならレンズを1本手放せば買えるな、という事でゲットした。

そう、僕のSIGMA機デビューは、真にそれを欲してではなく、金額的な妥協の結果だったのだ。

肌に合ったのか、入手したてのdp2 Quattroの生み出す写真世界にどっぷりとハマった。

dp2 Quattroを購入した1ヶ月後には、さらにFUJIFILMのレンズを手放してdp0 Quattroも購入した。

FOVEONセンサーから生み出される写真世界は、まさに僕の求めていたものだったのだ!

そして僕は、さらなる禁断の果実に手を出す。

sd Quattroである。

同じFOVEONセンサーを使った、ミラーレスカメラだ。

これがSIGMA機と僕との蜜月期間の絶頂であろう。

 

②必然ではない別れ。

僕は最高のカメラを手に入れたはずだった。

そう。

手に入れたはずだったのだ。

だが、げに不可思議は人の心。

飽きたのだ。

冬という季節のせいかもしれない、とにかく写真を撮りに出かけない。

すぐ暗くなるから、SIGMA機を持ち出せない。

家の中で低感度で撮るには、色々とめんどうだ。

楽しくない。

そんな気持ちがよぎり始めると、一気に飽きが加速する。

そして、僕の中の憧れが再び頭をもたげる。

X-Pro2…

欲しい…

あれこそ万能機…

そして怒涛の妻説得ターン。

折れてくれた妻に感謝しつつ、X-Pro2をゲットする。

このX-Pro2が本当に凄いカメラで。

万能機の中の万能機。

写りはいいし、タフだし、カッコいいし、モノクロもいいし。

こうなったらSIGMA機の出番はどんどん無くなる。

そして手元からSIGMA機がいなくなる。

さようなら、SIGMA。

 

③そして、歴史は繰り返す。

なんだろう、この気持ち。

物足りない。

ハッとする写真も撮れている。

やっぱりX-Pro2は最高だ…!

だけど、なにか物足りない。

ヒントが欲しくて、過去の写真たちを見る。

ある写真に目がとまる。

目に痛いくらいのシャープネス、圧倒的な解像力。

そう、SIGMA機で撮った写真であった。

あ、僕が好きな写真ってこんな写真だよな。

ああ、この頃夢中で写真撮ってたなぁ。

使いこなせるよう必死だったっけ。

楽しかったなぁ。

あれ、なんで手放しちゃったんだっけ?

X-Pro2が万能過ぎたから?

撮れる時間が限られるから?

様々な疑問が生まれて、それに一つずつ答えを返していると、こういう結論になった。

答えは、

もう一回使う事。

それでしか出ない。

 

④僕がdp3 Quattroを選んだ理由。

もう一度SIGMA機を手に入れる。

そこが確定したら、機種の選定だ。

万能画角のdp2にするか、大好きだったdp0にするか。

はたまた、sd Quattroにマクロレンズというのもありだ。

とにかく悩んでいた。

そんな中、X-Pro2で撮影をしていてふと気がついた。

X-Pro2で撮影した写真の中で、僕が気に入ってる写真って、殆ど換算75mmで撮られているということに。

そこで、腹が決まった。

一度も候補に上がったことのなかった、dp3 Quattroで行こう。

どうせ戻るなら、一番得意な画角で。

中望遠なので、厳しい被写体もあるだろう。

けれど、逆にその不自由さがいい。

そのくらい不自由な方が楽しいし。

それに、X-Pro2には広角-標準までの単焦点レンズがあるから、二台体制ならなんでも撮りきれるだろう。

そういう目論見。

 

⑤おかえり、SIGMA。

そして、届いたdp3 Quattro。

本当に言った。

おかえり。

って。

dp3自体は初めて買ったのにね。

けど、もうこの言葉しか出なかった。

箱から取り出して、握り込んでみる。

実に馴染むのだ。

そして、また使う時が来るかもと、手放さなかったグリップを取り付ける。

蘇る、dp0.2と駆け回った日々の思い出達。

もう一度、お前と作品を作ろう。

もう二度と、手放さないからな。

本当に、おかえり。

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